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Google Cloud パートナーシップと Flare API ポータル

原文掲載:2022年11月8日

FlareはGoogle Cloudと提携しています。そのサービスを利用して、ブロックチェーンエコシステム全体に対して、API Portalと呼ばれる一般に利用可能な課金型のAPIサービスを提供しています。これは、Web3へのゲートウェイであり、ブロックチェーンノードを実行することなくブロックチェーンへのアクセスを提供するものです。

次のステップは、FlareのすべてのAPIとサービスをGoogle Cloudのマーケットプレイスに統合することです。これにより、Google Cloudの顧客は、Google Cloud Platform(GCP)内でこれらのAPIやサービスを利用できるようになり、そのコストはすべてGCPアカウントと請求書で管理されることになります。

Flareは、Layer Cakeの保険付きブリッジでトップブロックチェーンを接続することを計画しているため、このサービスを提供するのに特に適した環境です。Flareによって接続されたすべてのチェーンのAPI、さらにFlareのすべてのブロックチェーンと周辺サービスは、APIポータルに統合され、その後、Google Cloud Marketplaceに掲載される予定です。

これは、Flareのネイティブな相互運用性インフラストラクチャをサポートするために、実行中のすべてのノードへのアクセスを提供することで実現されます。現在、これには以下のものが含まれます。

  • Flareメインネットワーク、Songbirdカナリアネットワーク、CostonおよびCoston2テストネットワーク。
  • 高速インデックス化されたチェーンデータを持つエクスプローラAPIです。Flare Explorer、Songbird Explorer、Coston Explorer、Coston2 Explorer。
  • 接続されているチェーン、現在。XRPL、Bitcoin、Litecoin、Dogecoin、Algorand。

APIアクセスにより、チェーンの状態の読み取りやトランザクションの実行など、各ブロックチェーンとの直接的なやり取りが可能になります。これにより、クロスチェーンのDAP、DEX、取引所、ウォレットなどの開発および継続的な管理を劇的に効率化することができます。開発者は、すべての異なるチェーンやサービスと対話するために、独自のノードを実行したり、複数のインフラプロバイダーと契約したりする必要がなく、Flareエコシステムだけでなく、Flareで接続されたすべてのチェーンへの参入障壁を下げることができるのです。

また、前述のすべてのサービスやチェーンに対して料金制限のある無料の公開APIを提供し、Flareとコネクテッドチェーンのエコシステム全体のさらなるパワーアップに貢献します。

Flareで発売される製品やサービスに対して、API Portalのクレジットを含む、開発や統合を支援する助成金が用意されています。さらに、11月から12月にかけてAPIポータルに登録すると、選択したプランが1カ月間無料になります。

APIポータル : https://api-portal.flare.network/

公開API : https://docs.flare.network/dev/reference/network-configs/